習慣
日本と異なる習慣について、気がついた事を書いてみました。
挨拶を大変、大切にする国民です。
男性同士は握手、女性同士や、男性と女性は、頬へのキスから一日が始まります。退社など、別れる時も同じです。日本人からみると、かなり大げさに感じますね。
ブエノス ディアス コモ エスタ (Buenos dias, Como esta?) 「おはようございます。元気ですか?」が、朝の挨拶の決まり文句ですが、言語の興味のある、職場の人から、日本語では、何て言うの、と聞かれます。
「オハヨウゴザイマス」と教えると、感の良い人は、すぐに発音できます。でも人によっては、「ゴザイマス」の発音が難しいらしい。ある人は、「オハヨウ ドラエモン」と聞こえるらしく、会うたびに、「オハヨウドラエモン」と言っていました。日本の漫画は、赤道の国でも、ポピュラーです。
でも、日本、韓国、中国、台湾、フィリピン、ベトナムまで、ごっちゃになっている人が多く、皆、同じ言葉を話すと、思っているようです。それは、エクアドルの廻りの国の人は、皆、スペイン語を話すので、同じものだと思っているのでしょう。無理もない事です。
酒類は日曜日は販売しません。宗教的な問題か、どうしてかと思っていたら、どうも、「月曜日からの仕事に差し支えるから。」というのが、理由のようです。
レストランでも、基本的には、酒類はだしませが、暑い日中にレストランで、ビールも注文したところ、マスターは「ニヤッ」と笑り、こっそりビールをだしてくれました。
スポーツは、やはり、サッカーです。野球はあまり一般的ではないようです。
サッカーは熱狂的です。エクアドルのサッカチームのユニホームの色は黄色ですが、他国と国際試合がある時は、職場に黄色のシャツを着てくるようにと、言われる程です。
また、大事な試合のある日は、仕事の時間も短縮されます。エクアドル国内にも、主な都市に、20以上のプロチームがあります。
残念ながら、サンタ エレナ県には、プロサッカーチームはありません。隣のイグアス県のグアヤキール市に、「バルセロナ」、と言う名前のチームがあり、サンタ エレナの多くの住民が、「バルセロナ」を応援しています。
2016年、バルセロナが年間優勝し、サリナスの海岸通りを応援団がパレードしました。車とオートバイが大音響で大騒ぎです。
風土の影響なのか、時間についてはかなり寛容です。
友人のパーティーに招待された時、午後9時から始まると言われ、9時少し過ぎに会場へ行ったところ、一人も来ていませんでした。10時過ぎ頃から、やっと、ボツボツ人が集まってきました。
本格的にパーティーが始まったのは、10時半過ぎだったと思います。後から友人に聞いたところ、個人的なパーティーでは、1時間遅れが普通との事でした。エクアドル時間です。皆さんも気をつけて下さい。
誰も来てない、パーティー 参ったなー 夜のサリーナスを走る、汽車のような市内ツアーバス
仕事でも、アスタ マニャーナ (又、明日ね。)が、幾日も続くこともあり、慣れてない日本人は、きっと、戸惑うと思いますね。あまり、気にしないようにする事です。
仕事は、朝の8時半から始まり、午後1時までです。最初の頃は午前の時間がすご〜く長く感じ、大変お腹が空きました。基本的に職員は、昼食時は自宅に戻ります。食事は朝食と昼食に重きをおき、夕食は軽くすます家庭が多いようです。
学校は、日本の小学校にあたる、エスクエラ(Escuela)と中学、高校に」あたるコレヒオ(Colegio)があります.。高校まで義務教育で、公立の学校であれば、授業料はフリーです。
始業時間が大変早く、子供達は7時には学校の門をくぐります。その代わりクラスは午後1時には終了します。日本の時間割とでは、どちらが良いのかなー。
エクアドルは、コスタと呼ばれている海岸地方、シエラと呼ばれているアンデス山岳地方、熱低雨林気候のアマゾン地方、そして、ガラパゴス諸島四つの地域に分けることができますが、地方によって、学校の始業の時期が異なっています。コスタの長期休暇は2月〜3月、シエラの場合は7月〜8月です。
又、休日もエクアドル全土の休日と、県だけ、市だけの休日などがあり、日本のシステムとは、だいぶ違ってます。
誕生日を大変大切にします。職場でも誕生日を祝いをします。私の場合も、誕生日に、職場の人が大きなケーキを用意してくれて、後で皆でわけて食べました。
仕事で車に乗る時は、職位の高い者が前部座席、運転手の横に座る傾向があります。日本とは逆ですね。私もタクシーへ一人で乗る時は、運転手の横に座りました。色々な話が聞けて、楽しいし、スペイン語の勉強になります。
一年中、温暖な気候のためか、髪の毛の乾かすドライヤーを販売しておりません。エクアドル女性は、殆どの人が、髪が長いのですが、朝シャンして自然乾燥のようです。
面白い習慣としては、年末、12月31日に人形を焼くことです。人形の形や大きさは様々です。テレビのアニメ風の大きな人形もあります。
年末になると、あちこちの道路わきで人形を売っています。これは、1年間の厄払いの意味との事です。
爆竹と一緒に焼くので、凄い音が廻りに響きます。12月31日は、大勢の人が海岸道路を歩き、浜辺でパーティーをやり、爆竹と花火の騒音が明け方まで続きます。
年末に道路わきで人形を販売 人形を燃やす習慣
カルナバル(Carnaval)、カーニバルの事ですが、毎年2月にあり、2日間は仕事と学校は休みですが、水やスプレーをかけあいます。
子供も大人も一緒にはしゃいでいます。道を歩いていると、水やスプレーを知らない人からかけられます。生卵をぶつけられることもあります。私もスプレーの泡をかけられました。これは、外国人には、困った風習かも知れませんね。
この時期になると、マーケットは、「カリオカ」と言う名のスプレーを大量に販売します。昔はスプレーが無かったので、汚い水をかけあったそうです。
スプレー泡のかけあい スーパーマーケットでは、沢山スプレーを販売しています。
クリスマスの後、男性が女装して、歩いている人にお金をねだる光景出会います。これはクリスマスにお金を使いすぎたので、少しの援助が欲しいとの事ですが、私はそんな人にはとても援助する気がしません。
レストランで食事をしていると、ギターを抱えた人がテーブルにやって来て、勝ってに、ギターを弾き歌を歌うことがあります。後からチップを要求されますが、聞きたくもないギターや歌を聞かされることもあり、困ったものです。レストランも、彼らがはいるのを断ろうとはしません。
トイレで使用した紙は、絶対にトイレに流さない。どこのトイレでも「使用済み紙入れボックス」が、用意されています。友人に「何故か?」と聞くと、配管が詰まるためと、長年の習慣からだとか?日本人は慣れないうちは、違和感を感じます。
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