エクアドル　サンタエレナ県の交通　その他

交通、その他

エクアドルの主要な交通機関は、乗り合いバスです。長距離バスも運行されていて、例えば、キトーサンタエレ-ナ間は、9時間もかかりますが、料金が安いため、利用者は飛行機よりも圧倒的に多いようです。　

サンタエレ-ナの市内循環バスは、市民の足として、親しまれています。バス亭 (右の写真）以外でも、運転手に、”グラシャス（ありがとう）”　と声をかけると、止めてくれます。でも、どこでも止まってしまうので、目的地に着くのが、遅くなっちゃいますね。良いのか、悪いのか？時々、チョコレートやピーナッツなどの売り子さんが乗ってきて、乗客に売って廻ります。

列車は、キトやグヤキールを出発して、山岳地帯を運行していますが、観光客用です。

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市内循環バスは、庶民の足です。2017年、料金は、市内一律30セント　本当に安い料金です。　　

タクシーは、地方ではメーターがついていないことが多いので、慣れないうちは、乗る前に料金を確認して乗って下さい。まあ、サンタエレナ県内では、日本人だからと言ってぼられることは、無いと思いますが。

タクシー料金も安く、日本の三分の一くらいです。産油国で、ガソリン代が安いためです。ガソリン料金は2016年当時、1ガロンが１ドル60セントほど、日本の三分の一くらいかと思います。

キトでの安全講習では、タクシーの乗車について、入念に注意をうけました。タクシー運転手が突然、強盗に変わり、被害を受けることがあるためです。

ナンバープレートがオレンジか、車体に「SEGURO」（安全）マ－クがあり、タクシー会社の名前があるか等.......です。,幸運にも私は、危険タクシーには一度も乗ったことがありません。

自宅のサリ-ナスから職場の県庁までは、一ケ月払いの契約、毎日、タクシーで通勤（約30分）していました。サリ-ナス～サンタエレナのタクシーの運転手は皆、親切で良い人が多いようです。でも、常に注意が必要ですよ。特に、キトやグアヤキールなどの都市部に於いては、ホテルに頼むか、無線タクシーを利用して下さい。

自動車保険は、日本のような強制保険はないようです。任意の保険はありますが、高額なため、加入していない人が多いと聞きました。

運転免許を取得するのに、運転練習期間を含めて、3ケ月程の日数が必要のようです。時々、教習所の車を見かけます。日本と同じです。もっとも、費用は、日本の３分の一くらいのようですが。

町を歩いていると、「Se Vende =売り出し中」の張り紙があるのを良く見かけます。車は個人で売買している人が多いようです。

2016年、エクアドルで、圧倒的に多く見かけたのは、十字のマーク、シボレー（Chevrolet)でした。韓国車は、日本車よりも多く見かけました。

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通勤で使用したタクシー　　　　　　　　Chevrolet (シボレー) のマーク

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02-40とタクシーのボディイにありますが、02は、会社のナンバー、40は会社が保有している台数です。会社の名前もありますね。このような、ちゃんとしたタクシーに乗って下さい。

2017年2月19日　（日曜日）、大統領　副大統領　国会議員137名を選出、出身地や住所の登録してある場所で登録するので、投票のために出稼ぎの人たちは故郷へ帰ります。

投票所は、日本と同じように学校などを借りて行います。この選挙には、8人が大統領に立候補しました。選挙は、16才からですが、18才になるまでは任意。18才以上は義務で投票しないと罰金が課されます。(罰金$35.00) エクアドルの議会は一院制です。

在エクアドル大使館情報によると、大統領選挙の開票作業が進む中で、全国選挙管理委員会の本部の近辺では、数百名の集会やデモが行われたようです。警察官も配置されて周辺道路が閉鎖されているとの事でした。　

大使館とJICAからは、現場では参加者と警察との衝突の危険があり、その近辺には近づかないようにと、注意喚起がありました。　

今回の大統領選では、一回目の選挙では決着がつかず、結局、上位の二人での決戦投票になり，2017年4月2日（日）に投票が行われました。二人の選挙戦は、大変な激戦になりましたが、Sr. Len:in Morrenoが大統領に選出されました。

その選挙後も、反対陣営が選挙結果を不満として、各都市でデモが行われました。　2017年5月24日が大統領の就任式です。

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サンタ　エレナ県庁近くで道路があ閉鎖され、デモ隊と警察がにらみ合い。　でも、不思議と緊張感は感じませんでした。

キトのタクシー運転手

首都のキトへは仕事や研修で時々でかけましたが、たまたま知り合ったタクシーの運転手と気が会い、それ以来、キトではいつも同じ運転手のタクシーを利用していました。

日本へ一時帰国する前は、キト市内観光をお願いして、キトの旧市街など、世界遺産の観光名所を案内してくれました。飛行機に乗る前は、彼の家へ招待してくれて、食事を一緒にしました。

キトの郊外のコンドミニアムに住み、今は、娘さんと奥さんの三人暮らし、奥さんは近所の銀行んで働き、もう一人の娘さんは、アメリカのボストンに留学中でした。

自宅は４万ドルほどでローンで購入したと言ってました。奥さんとの収入を合わせても、1ケ月に2千ドル（22万円くらい）ほど。自分の家族と購入した家を愛し、明るく、懸命に働いている様子でした。キトの中流家庭の状況を垣間見ることができました。

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