パナマ市内の歴史地区

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パナマ市内の中心から、東側と西側に、パナマ ビエホ (Panama Viejo)カスコ ビエホ (Casco Viejo) という、二つの世界文化遺産があります。(青のアイコンをクリックすると、簡単な説明があります。)

 

 

パナマ市内から東側ににあるのは、パナマ ビエホ (Panama Viejo) です。市内からは、少し遠いので、タクシーで行きました。2003年に文化遺産に登録されました。

 

ここは、1519年、アメリカ大陸の太平洋側における、最初のスペインの植民都市。しかし、1671年にイギリスのヘンリーモーガンと言う海賊に荒らされてしまったそうです。

 

因みに、ビエホとは、スペイン語で「古い」という意味ですが、本当に、立派な廃墟が沢山あります。大聖堂の跡だとか、とにかく、多くの廃墟を見ることができます。

 

パナマ市内の歴史地区 パナマ市内の歴史地区

 

全てが重要な文化遺産なんでしょうね。でも、この静まりかえった雰囲気は何でしょう。他の観光客を殆ど見かけませでした。地元の人も、あまり関心がないのかな?

 

パナマ市内の歴史地区 パナマ市内の歴史地区

 

廃墟の中を、妻と二人で歩き廻りました。このあたりの周辺は、治安があまり良くないようですので、注意した方が良いようです。広場の方へ行こうとした時、地元の人らしい方から、「向こうには、行かない方がいいよ」と注意されました。

 

パナマ市内の歴史地区

 

大聖堂の塔には、階段で上ることができ、パナマ市内が一望できます。ここで、ホット一息。私は、これだけ廃墟を見れば、もう十分です。ここは、歴史に興味のない人にとっては、タダの瓦礫の山を見るだけかも知れません。

 

もう一つの文化遺産、カスコビエホ (Casco Viejo) は、パナマビエホとは、反対方向です。ここへは、市内中心から、海岸沿いの遊歩道を通り、歩いていくことも可能です。でも、初めて行く時は、タクシーで行った方が、良いと思います。それに、昼間は暑いので。

 

タクシーは、ホテルのタクシーを利用するか、乗る前に料金を確認して下さい。ここは、パナマビエホとは、全く様相が違っています。カスコビエホは、パナママビエホが滅ばされたため、スペイン人が新たにここに町を築いたところです。

 

残念ながら、良い写真がありませんが、ここには、植民地時代の建造物の中に、お洒落なカフェやレストランがあり、雰囲気の良い町です。カフェでは、パナマのゲイシャコーヒーを楽しむことができます。

 

コーヒー通の方ならご存じかと思いますが、日本の「芸者」ではありませんよ。Geishaです。もとはエチオピア産です。パナマで栽培しようと持ってきましたが、この種は、収穫量が少ないため、畑の片隅に追いやられて、忘れ去られていたようです。

 

ところが、2004年のパナマの国際品評会に、パナマのエスメラルダ農園が、ゲイシャ種を出品し、最高価格で落札されてしまい、一躍、有名になりました。

 

ゲイシャフレーバーは、他の品種とは異なり、特別だそうです。妻が、パナマ日本人会で、カスコビエホへ行き、飲んだようですが、”???”だったようです。日本でも手に入りますので、興味のある人は、高価ですが、トライしてみて下さい。

 

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2010年10月に撮影した写真、カスコビエホの金箔の教会内部、金箔は、庶民の寄付だそうです。カスコビエホの街並み。

 

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