サリ-ナスの町の様子
海が目の前で気候が良いせいか、サリ-ナスの海岸通りのアパートには、退職したアメリカ人や、カナダ人が多く住んでいます。
地元の人もスペイン人との混血系が圧倒的に多いのですが、白人や黒人系の人たちもいて、彼らの中に、人種的なグルーピングは全く感じません。
話をしてみると、エクアドルの廻りの国、コロンビア、ペルー、チリ、アルゼンチンから来ている人たちも大勢いるようです。私には、全く見分けがつきませんが。彼らは、ビーチや道路横で、自作したアクセサリーを売ったり、レストランなどを廻り、ギター片手に歌を聞かせたりして、お金を稼いています。又、信号待ちの時に、道路の真ん中で、曲芸をやっているのも良く見かけます。
コロンビアから来たグループ、レストランのパーティーで演奏、素敵な笑顔に出会いました。
貧富の差はあっても、色んな肌の色の人たちが、陽気に集まり、和気あいあいの雰囲気です。
海岸通り沿いには、アパートの他、多くのホテルやレストランがあります。ホテルはホステル呼ばれる、簡易ホテルから、高級ホテルまで、料金もマチマチです。
簡易ホテルにも、エアコン、シャワー室、テレビがあり、海水浴へ来る人たちが大勢、宿泊しております。レストランは、日本にあるような、壁と扉のあるレストランは少なく、開放的なタイプのレストラン、或いは、簡易食堂風です。
朝早くから、ゴミの中からプラスティックを集めているおばさん、アパートの管理人、アイスクリーム、かき氷、サングラス、民芸品を売っている売り子の人たち、公衆トイレの管理人、皆、明るく、生き生きしているように見えます。職業によるグルーピングも全く感じません。
赤道の海辺の町でも、わた菓子とリンゴ飴を売っています。これって、日本発かな?昔の日本の風景のようです。
変わり種としては、パントマイムのオジサン、何時間もジットしていますが、時々、歩いている人に愛嬌をふりまきます。
日本では、他の国でも?、絶対にお目にかかれないのは、タトゥー、入れ墨師の人たち、色々な「タトゥーのデザイン」のある本をもちながら、「あなたもどうですか?」と勧誘にきます。
散歩道の脇や海岸で、タトゥーをしている人を良く見かけます。ここでは老若男女を問わず、タトゥーをしているかなり人を多く見かけます。
色々な売り子さんたちは、「いかかですか?」と近寄ってきますが、断るとあっさり、諦めてしまいます。アジアの売り子さんたちの、熱心さとは大分違っています。
右手に「改善」と彫られたタトゥー、左手には、見事な仏陀の彫り物が。「カイゼン」は、今や、世界共通語です。
タトゥーは、近所のレストランの感じの良い、ベネズエラ人の店員さんで、「何を改善したいの?」と聞いたら、「うん、精神面をね。アジアに興味があるんです。」と答えてくれました。
サリ-ナスは、老若男女、一年中、水着で過ごせる、自由で開放的な町です。
水着と言えば、毎日、水着のお姉さんが見れるので、最初は喜んでいましたが、3日もいれば、目に慣れてきて気にならなくなります。
6月頃から、フンボルト海流の影響で、サリナスもかなり涼しくなります。7月、8月の気温は、20度〜23度ほど、朝晩の風の強い日は、寒く感じ、上着やマフラーが必要です。ほぼ赤道直下の海辺の町なのに、本当に不思議な気がします。 ここは、気候においては、世界一、過ごしやすところかも知れません。
サリナスの海岸通り (マレコン) パントマイムの叔父さんと筆者
月曜日の朝の海岸は、ゴミが散乱しています。せっかくの綺麗な浜辺が台無しです。
週末の海水浴客が落としていったゴミですが、平気でゴミを車の窓から捨てる人も多いようです。タクシーには、「窓からゴミを捨てないでください。」、のステッカーが貼られています。
海岸通りは、ゴミ箱が設置されていて、歩道も歩きやすいのですが、一歩、脇道に入ると舗装されてなく、歩道もボコボコで、穴があり注意が必要です。
道脇や空き地には、ゴミが散乱している状況です。特に、年末とカナバル(カーニバル)の時、海岸や道路にあふれるゴミの量は、信じがたいものです。
これは、長年の慣習かも知れませんが、観光地としてのこれからの課題かも知れません。
観光パンフには良い事しか書いてありませんが、美しいサリナスの海と、浜辺が大好きな私として、又、これから観光地として発展していく町のために、あえてネガティブな部分も書きました。日本も昔は、同じように、道路にゴミやタバコの吸い殻が散乱していました。
犬を飼っている人も多いのですが、放し飼やか野良犬も良く見かけます。 歩道の犬の糞にも注意!
動物に対して、おおらかなのか、町の人は、あまり気にしていないようです。犬が道路の真ん中に寝ていることもあり、車が来ても避けようとしません。
鳩や海辺にくるシラサギでさえ、人を警戒する様子もなく、近づいても逃げようとしません。
隣の町のサンタ エレナでは、公園の野生のイグアナが道を横切り、郊外にでると、牛や豚が道路を横切ります。
木の上にイグアナがいる時は糞に注意! 田舎の道をの〜んびりと牛が歩く
ここは、現代日本のストレス社会とは全く無縁な、別世界のようです。
サリナスの幻想的な夕焼け 夜のサリナス
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